小説 フリードリンクカフェ 第28話 

(15年ほど前からの数年に体験したことを元にでっちあげたフィクションです^^;)



 入院中の父親を見舞った後、山田はその足で千原の指定した千代田線沿線の下町、Aに向かった。

 オフ会は千原の自宅で行うという。ホームパーティーになるというので、手土産代わりに、山田は駅前の酒屋で缶ビールを数本買った。

 山田が駅に着いた旨を伝えると、千原は彼をそのまま携帯で誘導する。住宅街を抜け、やがて広い児童公園に出た。千原が、山田の着ているジャケットの色を言い当てた。


 <ジャングルジムのところで待っていますから、そのまま真っ直ぐ来てください>


 千原