成田散歩 ー成田山と三橋鷹女ー(オフ会に参加して)

京成成田駅を降りるとすぐ目の前が成田山の参道になる。
1000年を超える平安時代中期に建立された真義真言宗の古刹、成田山金剛王院神護新勝寺。平将門の乱を調伏するため、朱雀天皇の勅命を受けた宇多天皇の孫にあたる寛朝僧正が神護寺護摩堂の空海の作といわれる不動明王を奉じて調伏祈願をしたという縁起がある。
参道を歩くこと10分ほどか、右手に小柄な和服の黒く鈍色に光る女性像が慎ましやかに建っている。
三橋鷹女、「みつはし」という。いつ頃の鷹女かは知らないが生誕100年を記念して平成10年に建立されている。写真で見ると細面の美人だが、どこかきつそうな風情が漂っている