むかーし、むかし ⑧

いつもクリスマスの時期になると思い出す事があります。

私が未だ中学生の頃
クリスマスの夜に母の用事でお店にお使いに行きました。

当時のクリスマスの時期は雪が50センチも積もっていて寒い冬でした。
人が通った足跡を歩くので細い一本道
たまに誰かとすれ違う時はじゃんけんして負けた方が脇の深い雪の中に入り道を譲る、
(笑)そんな小路です。

幸い、誰ともすれ違うことなく帰途を急いでいたら
目の前に落し物が。

綺麗な包装紙に包まれて派手なリボンが付いている、
とてもおしゃれな箱が落ちていたのです。
街灯はなくても雪明りでくっきりとプレゼントの箱だとわかるの