「新巻鮭」の日記一覧

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通学路落ち葉を踏んでふかふかと

 新巻の片身はルイベにて届く  深川知子  とりあへず箱に戻しぬ新巻鮭  鈴木多枝子  新巻をおろす新聞厚く敷き  岡本敬子  塩鮭は大辛口を好みとす  伊藤白潮  踏台で吊す新巻奉書巻き  鶴岡紀代  湯豆腐や家族のぬくみしみじみと  城戸ひろみ  我が里に続く道あり冬もみぢ  北原瑞枝  ミルクのごと冬の朝日が体内へ  田中空音  ポスターの少女はにかむ冬…

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むかーし、むかし ⑧

いつもクリスマスの時期になると思い出す事があります。 私が未だ中学生の頃 クリスマスの夜に母の用事でお店にお使いに行きました。 当時のクリスマスの時期は雪が50センチも積もっていて寒い冬でした。 人が通った足跡を歩くので細い一本道 たまに誰かとすれ違う時はじゃんけんして負けた方が脇の深い雪の中に入り道を譲る、 (笑)そんな小路です。 幸い、誰ともすれ違うことなく帰途を急いでいたら 目の前に…

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