テージョ河の畔で

https://smcb.jp/albums/3816945
山本兼一という直木賞作家(もう亡くなられたという)の『ジパング島発見記』を読んだ。戦国末期・安土桃山時代に日本にやってきたポルトガル人らを主人公にした連作歴史小説だった。種子島に鉄砲をもたらしたフランシスコ・ゼイモト、豊後府内(大分)に病院を作ってライ病患者も収容したルイス・デ・アルメイダ、イエズス会の日本布教に活躍して後に聖者に列せられたフランシスコ・ザビエル、日本語に堪能で日本について詳しい記述を著したルイス・フロイス、天正遣欧少年使節を企画運営したイエズス会巡察師アレッサンドロ・ヴァ