小説 フリードリンクカフェ 第42話 ミーティング


 山田は、もしかしたらとんでもない企画に足を突っ込んでしまったのではないか?と、不安になった。ちょっと手伝うぐらいのつもりが、ナンバー2の主要なスタッフにさせれられそうな状況だからだ。

 不安そうな顔をしていると大塚が言った。


 「ダイジョブダイジョブ、何とかなりますよ。去年もちょっとしたイベントをやったんですけど。ぜんぶ初めてのことなのに、周りが助けてくれて何とかなりましたもん」


 大塚は既に、クチコミ用のチラシの原案をつくっていた。そこには簡単な案内と、申込用のフォーマットが書かれていた。参加費の支払い方法は空欄になっている。


 「費