好物の過去そして現在

餃子と餅、共に好物の部類です。
餃子と餅、子供の頃、心とは裏腹に嫌いと宣言した食べ物です。

両親は満州(現在の中国)からの帰国者で、
餃子はご飯と同列、我が家の中では主食の一つでした。
餃子の日は一家総出で作り、大皿に積み重なる餃子を口に運びます。
満州ではそれを当たり前と知るのは相当年月を要しますが子供には…

毎年暮れが近く成ると、大量のお供え餅が届きました。
父は青果関係で、荷主さんからの頂物です。
お供えと言っても家庭で飾る小さな物では有りません。
30センチ40センチ、厚さだって10センチほども有る餅です。
律儀者の父は、租裾分けや廃棄の考え