【短歌】あけび庵 

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【短歌】あけび庵 
枝々の蕾は固し身を丸め子猫のの字や春立つあした     あけび庵

【参考】* 立春/春立つ/春立つ日/春来る/・・・・
節分の翌日が立春で2月4日又は5日にあたる。暦の上ではこの日から春になるが気温はまだまだ低い。寒気のなかにもかすかな春の兆し春立つという感じは自然に対して敏感な日本人特有なものと感じられる。

あしたより日かげさしいる枕べの福寿草の花皆開きけり
島木赤彦
あらたまの年の若水くむ今朝はそぞろにものの嬉しかりけり
樋口一葉

カテゴリ:アート・文化