わが国は隠蔽主義のようである。どうも行政上、尻尾をつかまれるのを避けたいようで、その方針が強い。
そのような傾向はあらゆる面に感じられる。
最初に気がついたのは、中学時代以降の歴史、特にわが国の現代史である。教科書に多少記述はあるが、年間を通しての授業では、年度末に対象となる部分であり、時間切れとなって講義は行われない。
そのため、授業中に昭和以降の戦争についての講義を受けていない。そこで、中国人や韓国人と話をすると、物心つく前に起こったことで、うらみを買っていることを知って驚く。
また、わが国では歴史文書を大切に保存しようという方針