【短歌】あけび庵

2/7
【短歌】あけび庵 
バリバリと重機唸りて家崩す埃立ちては春の陽あそぶ    あけび庵

【参考】* 春の日/春日/春陽/春の朝日・・・
俳句では「春日」と書いて「はるひ」「はるび」と読ませたり、「しゅんじつ」と音読みする場合もある。その他、「春の日」の傍題には「春陽」「春日影」「春日向」などがある。春の太陽の柔らかな光と、春の一日と、二つの使われ方があるとは言うものの、やはり「春の日」と言えば、いつの間にか眠気を催してくるようなのんびりした気分の日中を思い浮かべるのが自然であろう。

春の日はきらひわたりてみよしのの吉野の山はふかぶかと見ゆ
斉藤