【今日の俳句】NO.2

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【今日の俳句】NO.2
雨水なり軽く押しくる猫車
前田風人
落ちてゐし種ふくらめる雨水かな
滝沢伊代次
蒼空や里山白き雨水かな
阿部和雄
渓川の石走らすも雨水かな
山根和子
桑の瘤芽吹くきざしの雨水かな
芋川幸子
地に降りて雀濡れゐる雨水かな
池田秀水
北国の嶺に雪ふる雨水かな
角川春樹
*  雨水(うすい)・・・
二十四節気の一つで新暦2月19日ごろにあたる。この頃降る雪が雨に変わり積もった雪や氷が解けて水となるとの意から雨水といわれる。草木の芽生えが始まり農耕の備えを始める目安になる。

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