3月度句会

今月の兼題は、「春の宵」、「汐干狩り」、「犬ふぐり」であった。
角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。

春の宵(はるのよひ)、春宵(しゅんせう)、宵の春
夕暮れのあと、夜がまだ更けないころ。「春宵一刻直(あたひ)千金」の詩句から、「千金の夜」などという古い季題の生まれたこともある。春宵は「明るく艶めいた感じで、そこはかとなく感傷を誘う。

汐干狩(しおひがり)、汐干、汐干潟、汐干貝、汐干籠、汐干船
潮の干上がった浜辺で、蛤(はまぐり)・浅蜊(あさり)などの貝や魚をとって遊ぶこと。陰暦三月三日の大潮のころが特に賑う。昔は関西の住吉、関東の品川沖