制振不十分は歪に通ず:原音へのスピーカー技術

内外共に追加塗布を進めていますが、制振性向上と共に
モロモロの「濁りサウンド」が感じられて、エエイとばかり
養生を待ち、本日一番に歪率測定したところ「悪化安定」。

制振の程度不足の問題か、まったく当てが外れているかを
熟慮の結果、前者のSPマウント部振動抑制の不足と見て
その部分を中心に G10を追加塗布しました。

少し早いとは思いますが、半日の養生を経て、#299・#315
共に歪率も改善されていますし、試聴も好感をもてます。

特に #315 は 400Hz高調波が 0.085%と 1% を切りました。

フォトの左側の #299 は小さいゆえ