「歴史と人生」(半藤一利著)「新・おくのほそ道」を読む

 立て続けに、数冊の本を読了し、読了したら、必ず感想文を投稿すると決めたので、立て続けに投稿します。

「歴史と人生」 半藤一利著 幻冬舎新書
2018年5月30日発行
ー歴史とはわたくしに言わせれば、人間学なんですよ。
「歴史」という言葉の裏側には、常にぴったりと事実というものが貼りついている。
史料をもっと語らしめよ。
たくさんの資料を読み比べて、それらのあいだに何があるか、隠されたものはないかを考えろと、そうした思考からしか歴史的真実というものは浮かび上がってこない。
 昭和史というのは、間違った判断を重ねて行った歴史であるんです。
 後の人が歴史