春と秋に行われる、京都・泉涌寺塔頭
「戒光寺」の内陣公開。
暗殺者が後水尾天皇を殺しに来た時、身代わりとなった伝説から「身代わり丈六釈迦如来」と呼ばれる、
本尊・釈迦如来立像
を間近で見られるイベントです。
普段は外陣の正面からのみの拝観となるので、横からのレアな姿を拝することができます。
本尊は、運慶・湛慶の親子チームの作とされる重要文化財。
いやさすが圧倒的な造形美です。
年2回のみの公開だけに、衣に鮮やかな色彩や截金模様もしっかりと残っています。
像高5.4m、台座から光背まで入れると約10mに達します。
「丈六」とはお釈迦さんの身長