【短歌】あけび庵

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【短歌】あけび庵
はらはらと花の色抜く風と風やがて活きたり里桜かな   あけび庵
【参考】* 桜(さくら)/花/山桜/初桜・・・
桜は花の中の花。古来より詩歌に歌われ、日本人に愛されてきた花である。
もともとは、山野に自生する野生種であったが、江戸末期から明治にかけて
栽培種である染井吉野が誕生し、現在では、桜といえば染井吉野をさす。
在原業平
世の中にたえてさくらのなかりせば春の心はのどけからまし
西行法師
よし野山さくらが枝に雪降りて花おそげなる年にもあるかな
正岡子規
隅田川堤の櫻さくころよ花のにしきをきて帰るらん

カテゴリ:アート・文化