やっぱり最後はここへ行きつく

以前読んだある宗教家の方の手記が
私の心の指標になっている。

次の文だ。


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「仏教的な見地から見た人生」

人間は死んでいて当たり前の存在である。
それがいま生きていられる、生かされている。
生きることを許されている。

誕生以来、ずっと生きる力を与え続けられてきた。
そして現在も。心臓はたえまなく働き、
血液は体内をめぐる。意識しようがしまいが、
いのちは生き続けようと総動員して
働きをこなしている。それは奇跡的なことがらである。

生活の中で、病気をしたり失敗したり、
いろいろなことがらに遭遇しても、
それは不幸とはいえない。