5月度句会

今月の兼題は、「薄暑」、「新茶」、「牡丹」であった。
角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。

薄暑(はくしよ)、薄暑光
初夏の候の少し暑さを覚えるくらいになった気候。涼風や木陰を欲する心持ちがかすかに動き始める。

新茶(しんちや)、走り茶(はしりちや)、茶詰、古茶
その年に発芽した新芽で製した茶のこと。走り茶ともいい、特に最も早い芽で作ったものを一番茶と呼ぶ。香気があり、佳味なので珍重される。京都の宇治、静岡県をはじめ全国の茶どころでは晩春から初夏にかけて新茶が出揃う。新茶が出回ると、前年の茶は古茶となる。

牡丹(ぼたん)、ぼうたん、富貴