「上機嫌の本」 佐藤愛子著 PHP研究所
2017年3月8日発行
ー1992年3月に刊行された書籍の新装復刊。
私の人生を一口でいうなら「楽天的」。
68年生きてきて顧みると、楽天的であったからこそここまで生きてこられたとつくづく思う。
楽天的で向こう見ず。
楽天家というものは苦労を浴びるように出来ているものである。
「希望を失わない」
「アホ」といわれる。
苦労が次々に襲ってきたが、その苦労の半分は自分で作った苦労であった。
私がなめた苦労の数々は、自分が膨張させたものだと思う。
私をこんな楽天的に生んでくれた父母、その楽天性をますま