【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト 初夏
いにしへのならの都の牡丹持
其角
牡丹散つてうちかさなりぬ二三片 
蕪村
閻王の口や牡丹を吐かんとす
蕪村
地車のとゞろとひゞく牡丹かな
蕪村
低く居て富貴をたもつ牡丹かな
太祇
扇にて尺を取りたる牡丹哉
一茶
美服して牡丹に媚びる心あり
正岡子規
花に葉に花粉ただよふ牡丹かな
松本たかし
花深く煤の沈める牡丹かな
松本たかし
日輪を送りて月の牡丹かな
渡辺水巴
したたかに墨を含める牡丹かな
長谷川櫂
*  牡丹(ぼたん)/ぼうたん/深見草/富貴草/白牡丹
/牡丹園/寒牡丹/牡丹の芽/牡丹焚火・・・
花の王とい