自己中おっちゃん、変わる-

70歳でも変わるものだ。
自己中が少なくなった。
話を聞け、聞け、聞いてくれが少し引っ込んできた。
わたしの話も聞くようになってきて、このごろでは相互会話の割合が五分五分になりつつある気配。

このおっちゃん、ほぼ1年前は喋るわ、喋るわ、喋るだけで、わたしが口だすヒマがない。
それゆえ今では、この人の履歴書を書けるほどにわたしはなっている。
それほどに喋るのは、一人暮らしで、話を聞いてくれる相手がほしいから。

わたしは、いつも真剣に-(共感的理解:Sympathetic understanding)で-このおっちゃんの話を聞いていたのではない。
約1年