【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト
五月雨をあつめて早し最上川
芭蕉
五月雨の降残してや光堂
芭蕉
さみだれの空吹おとせ大井川
芭蕉
五月雨も瀬ぶみ尋ぬ見馴河
芭蕉
五月雨に鶴の足みじかくなれり
芭蕉
髪はえて容顔蒼し五月雨
芭蕉
五月雨や桶の輪切る夜の声
芭蕉
五月雨にかくれぬものや瀬田の橋
芭蕉
日の道や葵傾くさ月あめ
芭蕉
五月雨や蠶(かいこ)煩ふ桑の畑
芭蕉
さみだれやとなりへ懸る丸木橋    
素龍
さみだれや大河を前に家二軒 
蕪村
さみだれや青柴積める軒の下
芥川龍之介
*  五月雨/さつき雨/さみだる/五月雨雲 ・・・
陰暦五月に降る