初夏の風物詩


   蛍祭り


車を止め 谷川沿いを

星明りを頼りに歩く

木立の間から 一つふわり

水面の上を 二つふわり

おぼつかない足元に

君の手が私の腕を求める

木立が途切れその向こうに

数百 数千の光が舞う

きれい ため息のように君の声

言葉も無く二人はただそれを見る
 


君はちょっと肩をすぼめる

少し冷えてきたね

私は闇に紛れて君を抱きよせ

そっと口付けを交わす

蛍の舞う木の下で

その上の無数の星にとけてゆく



 ※ 久しぶりに惚気たぞ~、

   なに?久しぶりじゃないってか、細かい事は良いの。

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