外国で暮らすと言うこと(67)


前回の最終章
レモンの木だった。メルボルンには
ハウス・ウオーミング以外に家を新築した際に
レモンの木を贈る風習もあることを教わった。
親戚ではないが、まるで親戚扱いをしてくれて
いたお隣さんからの贈り物にあr貯めて感謝の
気持ちが胸にあふれた。

     ********

レモンの木はバックヤードの日当たりの良い
場所に植えた。
あらかじめ教わった通りに肥料や水遣りを行
なった。2週間後、新しい芽が出てきた。

この頃から遠方から客が訪ねてくるようになり、
忙しい毎日を送るようになったことで家内は
精神的に落ち着き、異常な言動が表面化する
ことは