「海外移住」の日記一覧

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ここまでのあらすじ。笑

沖縄に住んでた頃、何を血迷ったのか、32歳でサーフィン始めちゃって。笑 34歳で、オーストラリアにサーフィン移住。沖縄時代のガラス工芸の実績で、4年の事業主ビザが取れたので、毎日サーフィンしながら。オーストラリアの廃瓶集めて琉球ガラスを吹いて、生業としてました。 で、いよいよ永住権申請する気になって、準備し始めたら、法律が変わって、年齢的にも無理になり。 じゃあ、次の移住先探…

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外国で暮らすということ(164)

前回の最終章 彼女は笑顔で、それは此処ではなく#&$%&だと言う。 さて困った、肝心な単語の意味がわからない。 もう一度言って下さい、と尋ね繰り返してもらったが 僕の頭の中には存在していない単語だった。     ******** 娘達はキョトンとした顔で我々を眺めている。 何と言えばいいのか頭の中で考えていると、 若い女性がほらバスが来た、と左の方を 指差ししている。 …

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外国で暮らすということ(163)

前の日記から1ヶ月近く開いてしまった。 この1ヶ月、大きな問題が芽を出し成長し続けていた。 自分では冷静に対処してきたつもりだが、 今思い出してもパニックになりかけていたようだ。 とにかく、日記は最後まで続けたいので、 詳しい経緯はいずれ後ほど書くことにして、 日記は続けます。 前回の最終章 2年契約の家賃1400シンガポールドルの中には 家具の価格も入っていると言…

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外国で暮らすということ(162)

前回の最終章 兎に角こうして我々は予約しておいたホテルに タクシーで乗り込んだのだが、ここでもトラブルは 待ち受けていた。     *********** 「あなたからの予約は受けていない」 フロントの若い女性が冷たい目で僕を見ながら 冷たく言った。 「10日前にJALを通じて予約した」 たどたどしい英語で反発したが、受けていないと 言い張る。 押し問答を繰り返…

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外国で暮らすということ(161)

前回の最終章 イミグレーションを抜け、荷物を待っている時に 聞いてみた。 「飛行機から出た時、三人とも変な顔を していたけど、どうしたの?」    ******** 「だって、ここ変だよ、臭いし暑いし、景色が ウチの方と全然違うし、すっごく怖かったよ、 ほんとうにこんなところに引っ越すの?」とR 「腐ったような空気を嗅いだ途端、帰ろうかと 思ったわ、一体何なのこの…

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外国で暮らすということ(160)

前回の最終章 当時はまだ白黒テレビで、朝から夜まで番組 (と言っても小学校の学芸会程度だった)の合間に 「We are the Singaporean!」と言うCMが国旗を 背景に流され続けていた。     ******** 話の順番として、なぜシンガポールを移住地として 選んだかを書いておかないと、話の辻褄が合わなく なりそうだ。 実は最初に夢を見て居たのはスエー…

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外国で暮らすということ(159)

ごく最近趣味人の友人から、暫く日記を 見ていないがお元気ですか?とのメールを 頂き、慌てて確認したら、なるほど(158)を 書いたのが、なんと8月末だったと知り、 自分でも驚いている。 9月から10月にかけて忙しさの中で自分を 見失うような時間を過ごしていた。 そうした時間の中で日記について考えてもいた。 今回の日記はこれまでとは異なる視点で 書いてみた。 …

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コロナになっちゃった

先週の月曜日 朝からきついな~と思ってたら少しずつ熱が上がり始め 帰宅したころには38度台に突入 会社でもらったキットで検査したら見事陽性だった。 あれから1週間今は、倦怠感もなく熱もない。 でも、外出禁止 降ってわいたようなお休みに「さて何をすれば?」 とりあえず、Facebookで海外移住計画というのを見つけたので入ってみる。 あちこちに移住してる人とか これから移住を考え…

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外国で暮らすということ(157)

156を書いてから丁度4ヶ月が経った。 思い出すことに疲れて休んでしまった。 昨夜、ふぅ子にいい加減に終わらせたら、と 冷たく言われて、続けることにした。 なんとも情けない男だ。 とにかく続けてみる。 前回の最終章 2週間後、スペインに来て3度目の引っ越しが 始まった。 これが最後の引っ越しになるといいわね、 とふぅ子がつぶやいた。 僕もこのままスペインに腰を据えた…

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外国で暮らすということ(157)

前回の最終章 2週間後、スペインに来て3度目の引っ越しが始まった。 これが最後の引っ越しになるといいわね、と ふぅ子がつぶやいた。 僕もこのままスペインに腰を据えたいと改めて思った。     *********** 新しい住居で新しい暮らしが始まった。 新しい住居は日本ならマンションと呼ばれる 建物だが、スペインでマンシオンと言うと 大邸宅のことで、日本のマンションに当たる 建物はPiso…

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外国で暮らすということ(156)

前回の最終章 ドアーを開けて入ると右に大きな暖炉と 壁沿いに大きな化粧戸棚本棚が作りつけてある。 とにかく広い。ガランとした感じだ。 突き当たりに大きな窓とベランダに出るドアー。 左の壁に主寝室に入るドアーがあった。     ********** 寝室も広い、とても広い。 ベランダに面して大きな窓と両開きの フレンチウインドウ、なかなか洒落ていて、 明るい部屋だ ウオーク・イン・ワードローブ…

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外国で暮らすということ(155)

前回の最終章 それはまるで奇跡のように帰国の荷物の中でも ひび一つ入らず、今でも夏になると アイスクリームを乗せて楽しんでいる。     ********* 話題を変えよう。 アルテアからラ・ヌシアの3階建ての家に 越してきて、スペイン人の社会で人達と 交わることが始まった。 そこで本当のスペイン暮らしを楽しんで いた僕だが、この家で暮らし始めて1年半 経った頃から、僕の腰痛がぶり返してきた…

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外国で暮らすということ(154)

前回の最終章 話の筋がずれてしまった。 もう一度年金受給者の会に話を戻そう。 サンデーマーケットの話題はどうだろう・・     ********* スペインに来て最初に体験したサンデー・ マーケットは、最初に暮らしたビラホヨサの 街の中で、中世の面影を残しているオールド タウンの中だった。 オールドタウン独特の石畳の狭い道路の片側に、 屋台の列は家の壁に張り付くようにして並んでいた。 へぇ…

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外国で暮らすということ(153)

前回の最終章 毎回40人乗りのバスで、目的地は近郊の 特徴のある集落巡りが殆どだった。 我々が毎回参加したのは言うまでもない。     ********** 古い石造りの街並みを訪れ、古代ローマ帝国の 遺跡を見たり、500年も前に建てられた素朴な 教会を見たり、地元の古びたワイナリーで ワインの試飲をしたりした。 そして最後にその町の古くて由緒ある レストランでワイン付きのランチを楽しむ…

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外国で暮らすということ(152)

前回の最終章 彼女とは毎週土曜日の夕方、図書館内の カフェテラスで会い、スペイン語の おしゃべりをすることになった。 こうして友人知人の輪がみるみるうちに広がっていった。      ********* ビンゴ・クラブもその輪の中の一つだった。 毎週1回20人ほどのメンバーが会館の会議室で、 ビンゴゲームを楽しむのだが、この会のおかげで スペイン語の数字の聞き取りが上手になった。 スペイン…

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外国で暮らすということ(151)

前回の最終章 ある時、僕がスペイン語で悩んでいるのを みかねたのか、ラモンがここには市が 運営している外国人のための無料の スペイン語教室があると教えてくれた。 無料と聞いて、早速二人で申し込み、 通い始めたのは言うまでもない。     ********** 教室は保育園の隣の集会所だった。 ボランティアの先生は中年の女性で名前は メルセデス、メルと呼んでくれと言っていた。 彼女は英語は全く…

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外国で暮らすということ(150)

前回の最終章 おぉ、これこそスペインだ! そして、これが我々の本当の スペイン暮らしの始まりだった。    ******** 2009年にスペインに移住してすでに 3年半が過ぎていた。 間違いなくスペインに住んではいた。 買い物はスペイン語だったが、 通っている医院は英語を話すドイツ人医師だった。 地中海に面したアパートの住人の殆どは 移住してきた外国人だった。 スペイン人との日常的な触…

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外国で暮らすということ(149)

前回の最終章 さて、まず最初に居住許可証の住所変更を行った。 次の居住許可証の更新が最後で、その後僕たちは 永住権が手に入ることになっていた。     ******** そんなある日、いつもの散歩の途中で、 ある事務所ビルに「CASA de PENCIONISTA」 の看板があるのに気がついた。 つまり「年金受給者の家」ってことらしい。 多分、我々同様に年金暮らしをしている人達が いる場所…