【歳時記入門】俳句のテキスト

7/8
【歳時記入門】俳句のテキスト三夏
糸蜻蛉止りて翅を開き閉づ
右城暮石
とうすみやまた雨叩く水の面
岸田稚魚
尾を曲げて瑠璃の濃くなる糸蜻蛉
堀口星眠
糸蜻蛉草に弾かれ飛びにけり
稲畑廣太郎
糸蜻蛉止りて翅を開き閉づ
右城暮石
*  糸蜻蛉/いととんぼ/燈心蜻蛉/とうすみ蜻蛉/豆娘
/とうしみ蜻蛉・・・
イトトンボ亜目に分類される昆虫の総称。体長は五、六
センチ。ヤンマなどが直線的に飛ぶのと比べ、その飛翔
はひらひらとゆったりとしている。水辺の草むらに多く
見られる。 
【俳句】貴方の俳句ノートとしてコメント欄を解放中!
畑なかに他に色無し糸蜻蛉