ダニエル・デイ=ルイスは、この映画を最後に引退を表明しているらしい。1950年代のロンドン、オーダーメイド・ドレスの第一人者レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)は、ヒゲを剃り頭髪を整え、靴を磨きドレスシャツの上にフォーマルスーツをまといボウタイといういで立ちで伯爵夫人を出迎える。(この場面、なぜか「My Foolish Heart」が流れる)
今宵のパーティに豪華であでやかなドレスをまとって参加できる伯爵夫人は大満足。
このオートクチュールの世界に君臨するには並々ならぬ努力が必要で、生活のすべてがドレス中心というかレイノルズの思索