連載:宗教2

やるせなさの話 (自分のためのメモ)

お気に入りさんが、死という事象を考えるときのやるせなさについて綴っていた。
人間は生まれてからずっと(物心ついてから?)、自分があってその先に世界があると認識しその世界観を了解して生きている。

自分が見ている世界、感じている世界は、カントじゃないけれども自分が表象したものである。この自分が消滅するときには、自分が表象した世界というものも消えてしまう。

自分の死後の世界を考えるというのは、世界を成り立たせている「その自分」が居ない自分抜きの状態で、世界を考えるということで矛盾している。

「世界の果て」というものの矛盾をよく考える。もし世界の果てという