連載:日常

アシモフの処世訓 (自分のためのメモ)

アシモフという人物は仕事中毒だったらしい。SF作家として有名で、生化学の教授を務めていたこともある。15歳でコロンビア大学に入学した。

こんな言葉が残っている。
「医者からあとたった6分の命ですといわれても、くよくよしないね。ちょっと急いでタイプを打つだけさ。」

命より仕事が大事という仕事中毒のようにも聞こえるけれど、それは違う。人間にとって、命が尽きるときがやってくることはいかんともし難い。与えられた命の限られた時間で自分は何をすべきなのかが明確なのだ。

「くよくよなんかしないよ、残された時間で1ページ書くことができるじゃないか。」

アシモフの