自分に自信がなかった理由

いままで私は
まったくといっていいほど、
自分に自信がなかった。

なぜ自信がなかったかというと
次のような理由による。

自分がいる世界があって、
その世界を私は
自分の中から見ている訳だが、
その見え方が正しいのかどうか判別できなくて
いつも不安だった。

周囲の世界に対する見え方には、
確固たる正確なるものが存在するはず、
という思い込みが自分の中にあったからだ。

だから、自分の見え方が、
その確固たる見え方に対して
合っているのか間違っているのか、
いつも気になっていた。
いつもはかっていたといってもいい。

しかし、その世界の完全な姿を
知る