本を読んでいると、いろんな時代、世界をさまよえる。
さらに、カフェという、他人がいる場所で本を紐解くと、バーチャルな本の世界とリアルなカフェの喧騒とが、うまく脳の中でブレンドされて、心地よき読書となる。
『三角関数のきほん』の三角形や円や波形の世界に浸りながら、カフェの人の会話の喧騒にいる。
すると、数学の公式という必然性の世界と街の人の生きる偶然性が、お互いに打ち消し合わずに、僕の頭の中でブレンドされるようだ。
僕にとって、至福の時間だ。
拙歌一首、写真一枚
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
本を紐解く賑わしきカフェ
カテゴリ:アート・文化