連載:行動経済学

台風19号の避難行動を行動経済学の理論からみてみると

今回の台風19号で、千葉県の館山市では、前日から避難所を開設し、避難警報を待たずに昼間から住民が避難所に集まった、というニュースをやっていました。約4割の人が集まったそうです。

時間は充分あるのに、避難所へ行くからには理由があるはずです。
これを「行動経済学」の観点から、自己流で解釈してみました。

ここには行動経済学の「ナッジ理論」が使われていると思います。
(ナッジ(nudge=ひじでそっと突く)とは、強制はしないが望ましい行動をとらせること)

コンビニなどのレジの前の床に、足跡が描かれていることがあります。
この上にいれば、割り込みやトラブルも