今回は3寺とも真言宗の寺院である。真言宗寺院は100寺のうち16寺を数え最大である。次は臨済宗寺院で12寺だ。
東寺:京都のシンボルマーク、高さ54.8mの五重塔が東寺境内に立つ。高さ日本一の木造塔だ。もとは平安京の鎮護のために建立された。東寺の正門南大門から金堂、講堂、食堂が一直線に並んでおり、この伽藍配置は創建の796年から変わっていない。
西大寺:東大寺を建立した聖武天皇の娘、孝謙天皇の発願で764年に建立。創建当時は100以上の堂宇・塔が並ぶ大寺院だったが、再三の火災で徐々に衰退。現存する堂・塔はすべて江戸時代以降のものだ。
仁和寺:仁和寺