柚月裕子 『あしたの君へ』

掲題の 『あしたの君へ』を読了した。

大学を卒業して 家庭裁判所の調査官補 になった
望月大地 を主人公とする 5編の 短編集。

ちなみに 2年間の調査官補を経て 正式の 調査官に
任官することになる。

第一話 背負う者 (十七歳 友里)
第二話 抱かれる者  (十六歳 潤)
第三話 縋る者 (二十三歳 理沙)
第四話 責める者 (三十五歳 可南子)
第五話 迷う者 (十歳 悠真)

何事にも自信が持てず 自分が こんな仕事していていいんだろうか と思い迷う主人公が
いろんな事件に遭遇し 上司や 同期たちと
語り合いながら 成長していく物語。