映画「ハーツ・ビート・ラウド~たびだちのうた」2018年制作 劇場公開2019年6月

 父と娘の心温まる物語。フランク(ニック・オファーマン)は、CD全盛時代にアナログのSPやドーナツ盤といわれるEPそれにLPレコードを売る「レッドフック」という店をニューヨーク・ブルックリンの海浜近くで開いていた。

 一部のマニア以外は興味を示さず続けるのが難しいと思い始めていた矢先に、大家のレスリー(トニ・コレット)から賃料値上げを告げられる。もはやこれまでとフランクは閉店を決意する。

 そして長年の夢、娘のサム(カーシー・クレモンズ)の音楽的センスを生かすためにバンドを組むことだった。というのも亡くなった妻と売れないバンドで四苦八苦した経験がある