「認知症、だからどうした」

図書館に、表題を伏せて、中身を一言で紹介している
のしが付いた赤い袋のコーナーがある。
「認知症、だからどうした」これに惹かれた。

木部克彦著「群馬弁で介護日記 認知症、今日も元気だい」

ジャーナリストの木部さんが、実家に通いながら
認知症になった両親の介護を綴った日記。

軽トラの脱輪で父親のアルツハイマーが発覚。
その後、母親もアルツハイマーと診断されてしまう。

父親の生きがいは産直に野菜を出荷すること。
免許証返納後、電動三輪自転車に付けたリヤカーで畑に通う。

母親は骨折をしていまい、長期入院は認知症を進ませた。

木部さんは朝30分かけて