2月度句会

2月の兼題は、「寒明」、「鶯」、「黄梅」であった。角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。

寒明(かんあけ)、寒明ける、寒の明け
小寒・大寒と続いた三十日が終わると立春になる。その寒の明けることで、二月の四日か五日。立春と同じであるが、季語の心持ちに寒の余韻がある。

鶯(うぐいす)、黄鳥(うぐいす)、匂鳥(にほひどり)、春告鳥(はるつげどり)、初音(はつね)、鶯の谷渡り、鶯笛
スズメ目ヒタキ科の漂鳥。春告鳥の名があるように春を告げる鳥として馴染みがある。早春に平地で囀(さえず)りを始め、気温の上昇にともない冷涼な地帯に移動する。そのため高山地