落語と漫才の思い出

私は、子供の頃から落語や漫才や漫談などが大好きでした。しかし、瀬戸内の小島という環境では、実際に聴いたり観たりすることは全く出来ませんでした。
そこで、子供の私が唯一聴くことが出来たのが「ラジオ」だったのです。
おんぼろの真空管ラジオを叩きながらしがみついて漫才や落語を聴いていました。
NHKの漫才学校では、校長先生がみやこ蝶々さん、生徒が秋田A助・B助さん、夢路いとし・きみこいしさん達でした。その他に、演芸会では中田ダイマル・ラケットさん、落語の古今亭志ん生さん、古今亭今輔さん、三遊亭圓歌さん、柳亭痴楽さん、桂三木助さん、桂米朝さん等を良く聴きました。