せめて傍らに

死の予告は突然やってきた
兄からの電話で
母の余命が3ヶ月と

あまりの命の短さに
言葉を失うとともに
母への思いが益々募った

幾つになっても
母は一番の絶対的な味方
手足を自由に心ゆくまで伸ばせる
唯一安心できる存在

だからこそ
何事にも全力で取り組み
立ちはだかる
幾つもの困難にも立ち向かい
乗り越えることができた

今となっては
せめて傍らに寄り添うことだけ
できる親孝行は

カテゴリ:日常・住まい