母の手を引いて

一人で歩けなくなった
母の手を引いて
一緒に眺める田園の風景は
母との懐かしい思い出の眺め

あれほど気丈だった母も
今では赤子のように
日々あどけなくなって

自問せざるを得ない
親孝行がどれほどできたのか
母を見るにつけ

今日も心の中で何度も感謝した
有り余るほどの
愛情をかけてくれた母に

カテゴリ:日常・住まい