連載:自分史

− 48歳から50歳まで(借金の整理と家計の立て直し) −

平成27年2月6日、私はそれまで飲んでいた抗うつ剤を完全断薬した。診断名がうつ病から双極性障害に移行した為だ。
抗うつ剤が身体から抜ける離脱症状の苦しさは、心身共に私をボロボロにした。しかし、抗うつ剤を断薬しなくては双極性障害の投薬を始められない。
抗うつ剤は双極性障害者にとっては覚醒剤にしかならない。
歯を食いしばって【薬抜き】の辛さに耐えた。

抗うつ剤が身体から抜けてくると、現実が見えてくる。我が家は借金だらけだった。
買い物依存症で積み重なった借金。療養という名目で呑気に旅行を繰り返した借金。新古車のN-BOXを購入した借金。

借金の現実を見な