春をわすれるな・・・

鎌倉の右大臣と称されて、西行法師と肩をべるほどの歌人が頼朝の二男が実朝である。兄の跡を継いだものの時の天皇家・都人との争いから、26歳で鎌倉で暗殺されてこの世を去る。
最後の和歌が、「軒端の梅」である。
ここ瑞巌寺の軒端にも、政宗が朝鮮から持ち帰「八房・臥龍」の梅が、例年になく綺麗に咲いた。
ウイルスや花粉症が騒ぎの歳である・・・・春を忘れないように・・・。

百人一首の実朝「世の中は 常にもがな 渚漕ぐ 海女の小舟の綱でかなしも」

実朝最後の和歌「出でいなば 主なき宿となりぬとも 軒端の梅よ春を忘るな」

来週は松島にも桜が咲く・・・・「願わくは 櫻