連載:日常2

「好き」と「執着」は別もの (自分のためのメモ)

「好き」と「執着」とは別ものであるが、しばしばそれらをごちゃごちゃにしてしまう。

執着にいたる前段階として、好きという状態を通過するのは確かだ。
ギャンブルは楽しいし好きだ。しかし、それがないと自分が支えられないとなると、それに依存している状態になる。要は捨てられない、やめられないと感じる状態になる。

そのからくりは、執着する対象なり人が「自分のもの」になったという思い込みが固まり完成したからである。
自分の存在の一部と化してしまったため、それを捨てることは、自分の一部を切り取るような、あるいは全てを切り捨てるような苦痛が伴う。
またそれを脅かすよう