風をよむ~利用されるコロナ・ショック~

「風をよむ」とは、ご存知の諸賢も多かろうが、TBSの日曜朝8時からの「サンデー・モーニング」の最後のコーナーで、前回5月24日放送分のテーマが「利用されるコロナ・ショック」だった。そういうワルモノは、身近にもいるが、それについては後程。”大物”火事場泥棒は世界中にいる。

 そのなかで「ショック・ドクトリン~惨事便乗型資本主義の正体を暴く」という、カナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインの著書が紹介されているが、彼女は「大惨事が起きると国民は茫然自失の集団ショック状態に陥る。(中略)人々が無防備な状態にあるその時こそ、彼らにとっては世界改変の作業に着手す