連載:2020年春、シーズン初めの蓼科別荘開き

今年初めての蓼科山荘暮らし(4)蓼科高原ウォーキングを楽しむ

 蓼科に来た翌日から別荘地内でのウォーキングを始めた。我が家のある蓼科高原別荘地は八ヶ岳の西山麓、標高1100~1900m蓼科高原の中では最も高い所、向高1600~1800m付近にあり季節の到来が遅い。 蓼科高原でも標高の低い所は戦前から開発が進んで里から人が移り住み、整然と植林されたカラマツ林などが広がっているが、標高が高い所は「八ヶ岳中信高原国定公園」エリアに指定されて手つかずの自然が残っており、特に我が家のある蓼科高原別荘地は植生分布上、カエデやブナなど落葉樹を中心とする低山帯とモミやツガなど常緑針葉樹を中心とする亜高山帯の境に位置して両方の草花や