さんが書いた連載2020年春、シーズン初めの蓼科別荘開きの日記一覧

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(11) 岡山に置いてきた愛犬ローラが足腰が立たなくなっているとの知らせで二週間滞在の予定を一週間で切り上げ急遽岡山に帰宅、病院に連れて行くも原因不明、高齢と運動不足からの老衰とか

 滞在6日目の昼前、岡山自宅に置いてきた愛犬ローラへの一週間目のドッグフーズ補給を頼んでいた近所の妻の友人から電話があり、「ローラが動けなくなっているので至急帰って来てほしい」とのこと。愛犬ローラは年齢11歳で大型犬としては人間に当てはめると80歳ほどの高齢犬で今年になって足腰が急に弱りはじめて心配していたが、まさかこんなに早く留守中に動けなくなるなんて、仕方ないので急遽、帰宅準備に取り掛かり、…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(10) 松本両親のお墓参り、塩尻姉宅訪問

 今回蓼科山荘滞在中唯一の外出は松本の両親のお墓参りとその帰りに塩尻の姉宅立ち寄りだった。妻は松本市生まれの松本市育ち、両親は30年以上前に、跡取りの兄夫婦も10年ほど前に相次いで亡くなり、春、シーズン初めの蓼科山荘暮らしでは松本市内にある両親と兄夫妻のお墓参りが定例となっている。  墓地は松本中心部、松本城近くのお寺にあり、蓼科の我が家からは高速道路諏訪IC~松本IC経由で1時間半ほど、墓参後…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(9)シーズン初めに真っ先に取り組むのは何時もベランダプランター園芸、一週間でプランター20箱、鉢10個植え付けました

 毎年、蓼科山荘暮らしでの春シーズン初めの大仕事はベランダ園芸をスタートさせることだ。 岡山自宅から車に積んで持ち込んだレタスやトマトなどの野菜苗や岡山自宅や徳島別荘で余ったレタスや二十日大根などの種、冬の間岡山自宅で挿し芽で増やしたゼラニュームやベゴニアなどの花苗などをプランターや植木鉢などに植えたり種まきする作業で、地元園芸店から買ってきたプランター用の園芸の土と昨年使用したまま大量に残って…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(8) 我が家は山菜真っ盛り、地元の親友夫妻が訪ねてきて山菜ランチ会

 蓼科高原1700mあたりは5月中下旬ごろ春の山菜が最盛期を迎える。蓼科山荘暮らしを始めて早や25年になり、我々は山菜狩りも山菜料理も大好きで、初めのころは周囲の野山に山菜狩りに出かけてていたが、採取したり買ってきた山菜苗を我が家敷地内に植えこみ、増やしてきたのが効を奏して、最近ではタラ、コシアブラ、ウコギ、ウド、コゴミ、行者ニンニク、フキ、三つ葉、セリ、ワサビなど殆どの山菜の自給自足体制が整い…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(7) ベランダへの防腐剤塗布

 今回、蓼科行きの目的は(1)シーズン初めの小屋開き、(2)梅雨入り前の木製ベランダへの防腐剤塗布、(3)今シーズン半年間のベランダでのプランター園芸スタートなどで、滞在二日目にベランダを活用して布団などの虫干し乾燥を終えた後、滞在三日目は一日がかりでベランダへの防腐剤の塗布作業をした。  蓼科高原の別荘地では寒冷や半年間にも及ぶ残雪、通年多雨の気候などから岡山など平地に比べて家屋の傷みが激しく…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科暮らし(6) 朝夕はまだ薪ストーブの世界です

 蓼科高原1700mの世界は東京や岡山といった我が国海岸沿いの標準値に比べ気温は標高から理論上8.5℃(気温は高度が200m高くなるごとに1℃低くなる、従って蓼科高原1700m÷2×1℃=8.5℃)低くなるが、蓼科高原の場合は中部地方の内陸部にある地形上、季節、昼夜ごとの寒暖の差が大きくなることから早朝の最低気温は岡山あたりに比べ10℃ほど低くなり、我々が蓼科暮らしを始めた5月下旬の最低気温は7…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科暮らし(5) 森の動物たちとの暮らし、我が家のリス三態

 蓼科の森は落葉樹、常緑針葉樹混在の豊かな自然のままの植生であるがゆえに動物たちも自然のままの姿を見せてくれる。 森の緑に誘われてカモシカやシカなどの大きな動物たち、キツネやリスといった小動物からカケスやコガラ、ヒガラシジュウガラなどの小鳥たち、遠くの谷間からは夏鳥のカッコーやホトトギスの鳴き声も聞こえ賑やかだ。 私の朝目覚めて一番の仕事はリビングのシャッターを開けてベランダに設置している餌台に…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(4)蓼科高原ウォーキングを楽しむ

 蓼科に来た翌日から別荘地内でのウォーキングを始めた。我が家のある蓼科高原別荘地は八ヶ岳の西山麓、標高1100~1900m蓼科高原の中では最も高い所、向高1600~1800m付近にあり季節の到来が遅い。 蓼科高原でも標高の低い所は戦前から開発が進んで里から人が移り住み、整然と植林されたカラマツ林などが広がっているが、標高が高い所は「八ヶ岳中信高原国定公園」エリアに指定されて手つかずの自然が残って…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(3) 今年は我が家の庭木や草花などにはシカ、カモシカの食害は一切無し。

 シーズン初めの小屋開き時には何時も冬季間の建物雪害や水道、ボイラーなど給排水設備の凍害の有無などと共に敷地内草木のシカやカモシカの食害が心配なのだが、今年は建物関係の雪害も、凍害も、敷地内植物の食害も何一つ無く、滞在初日からすぐ別荘暮らしに入ることができた。  今年、我が家のある別荘地内ではシカが多く、シカの食害もあちこち見受けられるが、昨年秋、小屋じまいの際、地元安曇野の友人夫妻が来てシカ侵…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(2)、まずはドア、窓全開で部屋の空気の入れかえ、布団乾燥から

 春シーズン初めに来た時、お天気さえ良ければ真っ先にやる仕事はドアや窓を全開して部屋の空気の入れ替えと押入れの布団のベランダ干しだ。室内や物置ドア、押入れの襖など開けることができる戸は全て一日中開けっ放して半年間の湿気を吹き飛ばす。蓼科にやって来た翌日、5月28日は絶好の五月晴れの一日で、この日だけで半年間溜まっていた部屋や布団などの湿気を一気に取り払い首尾よくシーズン初めのスタートを切ることが…

会員以外にも公開

今年初めての蓼科山荘暮らし(1)新型コロナウイルス騒動から今年は例年に比べ一カ月遅れでスタート

 5月下旬から二週間ほどのスケジュールで今年初めて蓼科山荘暮らしを始めている。例年、4月末からのGWに別荘開きに来て蓼科暮らしをスタートするが、今年は新コロナウイルス対応のstayhome暮らしが長引いて一カ月ほど遅い小屋開き、蓼科暮らしスタートとなった。  蓼科高原1700mの我が家付近はGW頃はまだ枯れ木、枯れ野の冬景色で日陰には残雪もかなり残る風景なのだが、今回は白樺や楓、桂などの木々は鮮…