連載:梅雨もまた楽し

梅雨もまた楽し(16) 今日7月1日は旧暦七十二候の半夏生、我が家では半化粧(半夏生)が奇麗に咲いております、旧暦の勉強を少ししてみました

 旧暦の暦は一年を12カ月((睦月、如月、弥生……)、さらに二十四節気(小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄、立春……)、更に更に七十二候に分けて歳時記や植物などその時期の気候を分かり易く説明しております。
 二十四節気まではまだ馴染がありますが、七十二候は一部が雑季として使われているにすぎず馴染がほとんどありません。その中で6月21日、夏至から数えて11日目の7月1日は半夏生(はんげしょう)と言って小暑、大暑の暑い夏が来る前一時で、このころまでに田植などの農作業を終えて本格的な夏が来る前、農作業をしばし休んで休息する時期とされております。近畿地方ではこの時期、