家で観る映画、例えば「ハッピーエンド」

◎「ハッピーエンド」 Happy End 2017年 ミヒャエル・ハネケ フランス・ドイツ・オーストリア合作


<ミヒャエル・ハネケは常に問題作を発表し、賛否両論を巻き起こす。
当作品は現代のブルジョア家庭に潜む心理と情動の暗い裏面を抉っている>
ある映画評です。

冒頭から変わっています。
画面が小さい、かつ、何を写しているのかよく分からない。
最後になってわかってきますが、この映像はスマホで撮影した動画なんですね。
この子供でも使える、現代の「映像機能」搭載の携帯パソコンの存在が、この作品のポイントとなっています。
この魔法の機器は、現代のコミュニ