死について悩んでいなかったのだな

これまで、
生死一体や救いなど宗教について
長い時間考えてきたのだけれど、
まったく身に沁みてこないことに悩んでいた。

なぜ身に沁み込んでこないのか?
深い納得に至らないのだろうか?

それは、
死を自分の事として捉えていないからだ。
しょせんは他人事なのだ。

また学んでいた動機も、
死について考えれば嫉妬から解放される
というものではないかと思う。

あるいは、
指導者と同じところに行きたいという欲望や、
この先死がやって来るのだから
先回りして考えておこうというずるがしこさ。

すべてはいい気分になるため、
人生をうまやるための処世術の一環、