妄想爺やの徘徊日記11
爺やは、あまり人との言い争いはしない
しかし、胸のうちに猛るマグマのごとく憤懣が沸くことは度々だ
爺やは、行きつけのカフェがあり、持ち歩いている文庫や新書をゆっくりと読むのが好きだ
周りに、サラリーマンや学生や、主婦らがいて、あれこれと話したり、笑ったりしていても気にならない
意外と、本に書かれていることと、一部の周りの会話の内容がリンクするかのように、または化学変化を起こすかのように、かえって脳裏に刻まれたりする
本がヒントになるのか、周りの会話がヒントになるのかは、その時々によるが、自分の生き方、生活の仕方に違
連載:妄想爺やの徘徊日記